「冷蔵庫が急に壊れて困った!」「洗濯機が動かなくて焦った!」
家電は私たちの生活に欠かせないものですが、いざ壊れると慌ててしまい、高くてもすぐ買わなければいけなくなりますよね。特に大型家電は高価な買い物なので、できれば少しでも安く手に入れたいものです。
そこで今回は、「家電を安く買うためのコツ5選」をご紹介します。購入時期や型落ちモデルの選び方から、意外と不要な延長保証、そして壊れる前に買い替えるための寿命の目安まで、今日から使える節約術を解説します。
家電を安く買うならこの5つを押さえよう
早速、5つのポイントを紹介していくから自分にも当てはまるか確認しながら見てください!
購入時期を狙うと一番安くなる
家電を安く買う上で最も重要なのが「購入時期」です。これを理解しているかどうかで、数万円の差が出ることも珍しくありません。
- 決算期(3月・9月):多くの家電量販店は、3月と9月を決算月としています。この時期は、売上目標を達成するために大型セールやキャンペーンを大々的に実施します。特に3月は、新生活を始める人が多いこともあり、冷蔵庫や洗濯機といった生活必需品がお得な価格で手に入りやすい時期です。ボーナス商戦と重なる夏や冬のセールも魅力的ですが、決算期は店舗側も必死になるため、より一層の値引きが期待できます。
- 新モデル登場前:家電には新モデルが発売されるサイクルがあり、一般的には年に一度、決まった時期に新製品が発表されます。新モデルが登場する直前には、旧モデルを売り切るために大幅な値下げが行われることがほとんどです。たとえば、冷蔵庫や洗濯機は春から夏にかけて、エアコンやテレビは秋から冬にかけて新モデルが登場することが多いです。欲しい家電がある場合は、その新モデルの発売時期を事前に調べておきましょう。公式サイトや家電情報サイトをチェックすると、おおよそのサイクルを把握できます。
型落ちモデルを選ぶ
新モデルに特にこだわりがなければ、型落ちモデルが最も賢い選択です。最新のモデルと比べて、驚くほど安く手に入れられる可能性があります。
- 型落ちモデルは驚くほど安い:新モデルが出ると、旧モデルは型落ちとなり、2〜5割ほど安くなることも珍しくありません。特に、旧モデルが残っている場合は、お店側も在庫を抱えたくないため、さらに安くしてくれることもあります。
- 性能差はほとんどない:スマホのように毎年劇的に性能が上がるわけではありません。冷蔵庫や洗濯機のような白物家電は、新旧モデルでの性能差が少ない傾向にあります。新しいモデルが出たからといって、消費電力や基本性能が大きく向上するわけではなく、ちょっとした便利機能やデザインが変わる程度であることが多いです。「最新の機能はいらない」「とにかく安く手に入れたい」という人にとって、型落ちモデルは価格と性能のバランスが取れた、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。
ネットで価格を比較する
店頭で実物を確認したら、購入はネットでの価格比較をしましょう。店頭価格とネット価格には大きな差があることが多く、店頭で購入する前に必ずリサーチすることをおすすめします。
- 価格比較サイトを利用する:「価格.com」や「最安値.com」は、最安値を調べるのに非常に便利です。商品名や商品の型番を入力するだけで、複数のショップの価格を瞬時に比較できます。送料や支払い方法も考慮して、最もお得なショップを見つけましょう。
- ポイント還元も考慮する:「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」では、価格自体は店頭とあまり変わらなくても、ポイント還元率が非常に高いことがあります。ポイントを普段から使っている人は、還元率を含めて比較すると、結果的に安く買える場合があります。特に楽天の「お買い物マラソン」やYahoo!ショッピングの「PayPayポイント還元キャンペーン」などは、驚くほどのポイントが付与されることもあるので、ぜひ活用してみましょう。
もし楽天ポイントの貯め方について確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。

延長保証は基本いらない
家電量販店で必ず勧められる延長保証ですが、基本的に加入する必要はありません。
- メーカー保証とクレジットカードの保証で十分:多くの家電には1年間のメーカー保証がついています。また、特定のクレジットカードには、購入した商品の故障を補償する「ショッピング保険」が付帯していることがあります。これらの保証で十分なケースが多いです。万が一の故障に備えたい場合は、加入しているクレジットカードのサービス内容を確認してみましょう。
- 長期保証よりも「安く買う」を優先:特に安く買いたい場合は、数千円から数万円かかる保証料を払うよりも、その分を値引きしてもらうか、より安価な商品を探す方が賢明です。保証料を含めた総額で考えるようにしましょう。ただし、ドラム式洗濯機や大型テレビなど、頻繁に使う高額な家電で、初期不良や故障が心配な場合は、検討しても良いでしょう。
家電の寿命と買い替え時期を知っておく
家電を一番お得に買うためには、壊れてから慌てて買うのではなく、壊れる前に計画的に買い替えることが非常に重要です。
家電の寿命目安
一般的な家電の寿命は以下の通りです。
- 冷蔵庫:約10〜12年
- 洗濯機:約7〜8年
- エアコン:約10〜15年
- テレビ:約8〜10年
これらはあくまで目安ですが、長年使っている家電は、いつ壊れてもおかしくないという意識を持つことが大切です。
壊れる前に買い替え時期を計算
今使っている家電が何年使っているか確認し、寿命が近づいてきたら買い替え時期を逆算しましょう。そうすることで、決算期や新モデル発売前など、最もお得な時期を狙って購入できます。さらに、事前に買い替え時期がわかっていれば、急な出費で家計が苦しくなることもありません。
計画的な買い替えは、突然の故障による不便さを避けるだけでなく、一番安く買える時期を待って購入できる最大のメリットがあります。
家電を安く買うために知っておきたい裏ワザ
さらに少しでも家電を安く買うためのちょっとしたアドバイスを紹介します!
展示品やアウトレットを狙う
店頭に並んでいた展示品や、少しのキズがあるだけで中身は新品同様のアウトレット品もお得です。展示品は多少の使用感がある場合がありますが、その分大幅に安くなっています。店員さんに声をかけて、状態を確認してみましょう。ただし、テレビなど店頭でも常に使用されて展示されているものはあまりお勧めしです。
まとめ買いでさらに値引き可能
新生活などで複数の家電を同時に購入する場合、家電量販店でまとめて買うのがおすすめです。お店側も売り上げが大きくなるため、個別で買うよりも値引き交渉に応じてもらいやすいです。
価格交渉も忘れずに
家電量販店では、表示価格がすべてではありません。特に大型家電や高額商品では、思い切って「もう少し安くなりませんか?」と交渉してみましょう。ネット価格や他店のチラシを見せて交渉するのも効果的です。確実に価格が下がる訳ではないですが、実践してみる価値はあると思います。店員さんも人なので面倒なお客さんだと思われない程度に言うことをお勧めします。
まとめ
家電を安く買うコツは、①購入時期、②型落ち、③ネット比較、④延長保証の見直し、⑤寿命の把握の5つです。
特に、「寿命を知って完全に壊れる前のお得なタイミングで買う」ことで、突然の故障で慌てることなく、最もお得な時期を選んで買い替えることができます。
この方法を使えば、無駄な出費を抑えながら、賢く家電を買い替えることができるでしょう。
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